水に眠る
帯の惹句によれば「様々な愛の形を描く短編集」
この言葉に、当初、連城三紀彦風のミステリーを想像、期待して読み進めていき、
見事肩透かしを食ってしまった。
いわゆるオチがないのである。なんだかふわ......
ミステリは万華鏡
北村薫は『謎』を描く作家であり、本書はそのエッセイ集である。毎回毎回、僕たちが見過ごしてしまうような、身近でささやかな謎を、鮮やかに物語として昇華する筆者の文章は、このエッセイ集でも健在だ。北村薫フ......
ミステリ十二か月
読売新聞の連載のときから本になればと思っていました。版画家の大野隆司さんの絶妙な版画挿絵が50点も入っているので単なる推理小説のガイドブック以上の楽しみがありました。また、版画挿絵には紹介本の謎が隠......
凶鳥の黒影 中井英夫へ捧げるオマージュ
ぐっときてしまうわけですが。恩田陸、笠井潔、菊池秀行、北村薫、長野まゆみ、三浦しをん、山田正紀(敬称略)の七人はエッセイ、他の方々が短編を書かれています。この中に誰か一人でも好きな作家がいるなら、読......
街の灯 (本格ミステリ・マスターズ)
本作は氏の「推理」小説としては、円紫シリーズなどと比べ
ややその輝きが少ないことを認めざるは得ないだろう。
しかし、会話がやや現代風に改められてはいるものの
これだけの時代考証を行い、それを作品の中......
水に眠る (文春文庫)
帯の惹句によれば「様々な愛の形を描く短編集」
この言葉に、当初、連城三紀彦風のミステリーを想像、期待して読み進めていき、
見事肩透かしを食ってしまった。
いわゆるオチがないのである。なんだかふわ......
街の灯 (文春文庫)
昭和初期のお嬢様、花村英子が運転手のベッキーさんの力を借りつつ、さまざまな事件、
謎を解いていく連作中編集。
二人で、となると典型的にはホームズとワトソンとなるが、本シリーズの場合、
ちょっと捻っ......
冬のオペラ
ある時、自分のことを「名探偵」と気づいた巫弓彦と、
彼の記録者に立候補した物書き志望の姫宮あゆみの物語。
▼「三角の水」
証拠隠滅を謀った企業スパイが行った放火方法とは?
トリックは......
覆面作家は二人いる
かなりの美貌の持ち主で、その上大金持ちの令嬢。新妻千秋の人物像は
かなり個性的だ。しかも、内と外では性格ががらりと変わるという
ユニークさ♪だが、少々気の弱そうな良介とのコンビは絶妙だ。二人は、
事......
覆面作家の夢の家
大きさ12分の1のドールハウスで殺人事件が!被害者は死の直前に
ダイイング・メッセージを残していた。「恨」一文字・・・。この文字に
込められた、ドールハウスの作成者の思いとは?表題作を含む3編を収録......
覆面作家の愛の歌
ある女性が殺された。死亡推定時刻は夜中の12時。彼女は、殺される
直に婚約者の中丸に電話をかけていた。中丸のそばには、彼女を殺した
のではないかと思われる南条もいた。南条はどのように彼女を殺害したの......
盤上の敵
この小説は何の罪も無い中年男性がいきなり、山の中で襲われるところから始まる。
その男がどうなったかわからないまま、いきなり、脈絡も無く、古い中国のおとぎばなしが女性によって語られる。
章毎に話しが......
玻璃の天
「街の灯」の続編にして、ベッキーさんと英子シリーズ第2弾。
英子はいよいよ女子学習院の中期4年を修了し、後期3年の課程に進む
(前期4年、中期4年だから今でいう中3から高1ぐらい)。
当時のおひい......
ニッポン硬貨の謎
クイーンについて詳しい人にはとっても面白く読める小説だと思います。
それほど詳しくない私にとっては、期待値があまりに高かったために正直がっかりという展開でした。「ミステリー小説」としてはがっかり......
螺旋階段アリス
題名のインパクトのみで買ってみたのであまり期待してませんでした。
しかし、これがなかなか面白い。
心にちょっと苦い後味が残ったり、ほんわかさせられたり。
この中で一番の話は「最上階のアリス」です。......
不条理な殺人
1996-98年に『小説non』に掲載された短編ミステリ10篇を集めたもの。執筆しているのは有栖川有栖、恩田陸、加納朋子、倉知淳、近藤史恵、柴田よしき、西澤保彦、法月綸太郎、若竹七海。
出来映え......
虹の家のアリス (本格ミステリ・マスターズ)
母親の会への嫌がらせ、連続猫殺害事件、花泥棒、赤ちゃん誘拐事件など、
今回の事件も仁木と安梨沙は鮮やかに解決していく。どれも身近にありそうな
ことばかりで、人の善意、悪意、思い込んだときの怖さなど、......
魔法飛行 (創元推理文庫)
『ななつのこ』に続く、「駒子さんシリーズ」第2作。
それなりに面白い本だとは思うのだが、前作ほどには心が動かなかった。つくづく続編とは難しいものだ。
この『魔法飛行』は、前作『ななつのこ』に......
掌の中の小鳥 (創元推理文庫)
1995年の単行本の文庫化。
ゆるやかな連作短篇。身の回りで起きる、日常の不思議を解明していくという、著者得意の手法で、誰にでも楽しめる一冊。他愛もない謎ばかりだが、はっとさせられる結末が心地よ......
掌の中の小鳥 (創元クライム・クラブ)
1995年の単行本の文庫化。
ゆるやかな連作短篇。身の回りで起きる、日常の不思議を解明していくという、著者得意の手法で、誰にでも楽しめる一冊。他愛もない謎ばかりだが、はっとさせられる結末が心地よ......
沙羅は和子の名を呼ぶ
10編の短編からなる短編集。とは言っても、4頁のショートショートのような長さのものから70頁くらいにもなるものもあります。元々の掲載誌が色々と違うのもあって下手すると玉石混淆と言われてもおかしくな......
魔法飛行 (Golden thirteen)
『ななつのこ』に続く、「駒子さんシリーズ」第2作。
それなりに面白い本だとは思うのだが、前作ほどには心が動かなかった。つくづく続編とは難しいものだ。
この『魔法飛行』は、前作『ななつのこ』に......
月曜日の水玉模様
小田急線町田から千代田線二重橋前まで通うOL陶子。誰の周りでも起こりそうな些細な事件に巻き込まれていく陶子。途中で明らかになる悲しい生い立ち。でも土曜日と日曜日で少し救われた気持ちになります。全体的......
月曜日の水玉模様 (集英社文庫)
小田急線町田から千代田線二重橋前まで通うOL陶子。誰の周りでも起こりそうな些細な事件に巻き込まれていく陶子。途中で明らかになる悲しい生い立ち。でも土曜日と日曜日で少し救われた気持ちになります。全体的......
ガラスの麒麟 (講談社文庫)
美しく聡明で“小さな貴婦人”と称せられた
女子高生・安藤麻衣子が通り魔に殺された。
そんな麻衣子を不在の中心として、彼女のわずか17年間の生の軌跡と死の
真実を複数の語り手の視点から光を当て、浮き......
ガラスの麒麟
美しく聡明で“小さな貴婦人”と称せられた
女子高生・安藤麻衣子が通り魔に殺された。
そんな麻衣子を不在の中心として、彼女のわずか17年間の生の軌跡と死の
真実を複数の語り手の視点から光を当て、浮き......
不在証明崩壊(アリバイくずし)―ミステリーアンソロジー (角川文庫)
1996年にカドカワノベルズとして出たものの文庫化。
8人の推理作家が、「アリバイ崩し」というテーマで競作している。類似の企画に、密室や誘拐でやったものがあるが、本書はそこそこの出来。大失敗に終......
ななつのこ
内容は、もう書くまでもない。皆さんがとても素敵に紹介してくださっている。私はこの本から加納さんの作品に入ったので(もちろん表紙に惹かれて)、これから読む方も、それがいいかなと思ったりする。
私に......
ななつのこ (創元推理文庫)
内容は、もう書くまでもない。皆さんがとても素敵に紹介してくださっている。私はこの本から加納さんの作品に入ったので(もちろん表紙に惹かれて)、これから読む方も、それがいいかなと思ったりする。
私に......
ささらさや
優しい語り口で語られるので安心して読んでると、ふいに厳しい現実が垣間見えてドキッとさせられる、そんな作家だ。それでも読後感がいいのは、ご本人が人間に失望していないからだろう。ご夫君の貫井徳郎氏とは......
いちばん初めにあった海
少しずつ明らかになっていく謎と
心に傷を負っていると思われる
少しセンシティブな女性に惹き付けられ
一気に読むことができます。
ラスト、すべてが明らかになったとき
今までの伏線の巧みさに......
いちばん初めにあった海 (角川文庫)
少しずつ明らかになっていく謎と
心に傷を負っていると思われる
少しセンシティブな女性に惹き付けられ
一気に読むことができます。
ラスト、すべてが明らかになったとき
今までの伏線の巧みさに......
アルファベット荘事件 (白泉社My文庫)
初期の作品なのに、今現在出版されているものの中で一番最後に読んだ北山本。
その分アラもあるし、挿絵に助けられているところある気がしたけれど、さすが北山本。
読み終わった後に何ともいえない気持ちになり......
『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)
過去の事件などがたくさん出てきますが……。
現在においての話以外まったく興味を持てませんでした。
「生まれ変わり」という題材は悪くはないと思いますが、どうも世界観などについていけません。
現在の登場......
『クロック城』殺人事件 (講談社ノベルス)
「んなアホな!」と思わずツッコミを入れてしまったトリックに、ある意味、期待通りのオチ。本作以外の作品は未読なのですが、メフィスト賞を受賞されたほどの方なので、他の作品は素晴らしい出来なのだと思います......
ヨコハマベイ・ブルース
香納氏の作品が大好きで。この作品読んで、その理由の一端がわかったような。それは「女々しいハードボイルド」だから・・・。主人公の元刑事と現在の雇い主の在日コリアン、共に別れた女房に思いを馳せるキャラク......
幻の女
第52回日本推理作家協会賞受賞。
この肩書きに引かれて読んで見たものの、途中から物語の展開に
だんだん魅力がなくなってきてしまった。
ストーリーが飛躍しすぎている感じ。無理に膨らませすぎ。
また、......
炎の影
ここのところ印象に残る長編が少なくなってきている香納諒一だが、かつて『梟の拳』『幻の女』で見せてくれた作品レベルの高さを、いや、何よりも作家としてのスタンスの確かさを、今も期待しない手はないわけで......
風熱都市
香納さんの本は当時の最新作から逆に読んでしまっているので、
ああ昔はこうだったんだなぁとなぜか懐かしい気持ちになって読みました。
時代背景も昔だし、まだ筆も拙いところはあります。
正直、最初はちょっ......
デイブレイク
自分の求めるエンターテインメントの方向性を探ると、自分が決して銃器や火薬の量の多寡によって小説の重さを量るタイプではないということがよくわかる。この小説は元自衛隊員が拠りどころを失って、札幌の周辺......
天使たちの場所
この一瞬の環境は明日もその後も続くわけもなく、今宵一夜の充足は今宵限りのものでしかない。それが旅であり、非日常的な落ち着きのない、人生の断片なのだ。 この小説集は、どれも海外でのそうした断片を捉え......
タンポポの雪が降ってた (文芸シリーズ)
香納諒一というとハードボイルドのイメージが強く、本書も読む前はてっきりハードボイルドだと思っていましたが、心の触れあいを描いた7つの短編集が本書。甘美な恋の思い出と裏切りの痛みを描いた表題作の他、......
刹那の街角
どちらかと言えば犯罪者の世界を描くことのほうが多い著者としては、極めて珍しい警察小説という形での連作短編集。同じ捜査課の一人一人に焦点を当てた短編を一作一作読んでいるうちになんとなく捜査課全体の人......
深夜にいる
ぼくは個人的に、香納諒一はとてもいいものを持った作家……と最初から信じて読んでいたので、いつでもこの作家の作品に期待値込みの大甘評をし続けてきた。 『風熱都市』の頃から比べると、『梟の拳』『ただ去......
小説推理新人賞受賞作アンソロジー〈1〉 (双葉文庫)
小説推理の新人賞受賞作です。どの作品も、受賞作だけあって、引き締まって、気合の入ったものでした。いろいろな趣向の作品が楽しめます。謎解きやトリックが面白い!というより、ストーリーの面白さ、文体などで......
天使たちの場所 (集英社文庫)
ヴェネツィア、ハワイ、シンガポール…。外国を舞台にした短編6編。どれも男たちの暗く、刹那い、ハードボイルドな短編。短編がうまい作家だけに、どれも外国の空気感が漂う佳作に仕上がっている。次の2作が秀......
孤狼の絆
???5人の作家の書き下ろし作品を収めた短編集。 ???香納諒一の「海鳴りの秋」は中学のころを思い起こす形で、少年と父との危険な冒険をやや感傷的に描いている。父の後姿、父の生きざま、事件に関わった人......
梟の拳 (講談社文庫)
主人公は元世界チャンピオンのボクサー。
今ではその栄光だけにすがって余生を送るアウトサイダーだ。
ハードボイルドではありがちな設定。
だけど、珍しいのは彼が失明しているということ。
ボクシングが原......
恋愛映画
映画を見終わった男女二人の会話で構成されています。セレクトされている作品もいいし、感想も掘り下げてあって最高です。...
変身願望 (ノン・ポシェット)
鎌田敏夫さんの作品は、読みながら頭の中に映像が浮かび上がってくるが不思議です。女性なら誰にもあるような変身願望のストーリーばかりで、とても興味深くまた共感しながら読みました。個人的には、AV女優に間......
恋愛会話 (新潮文庫)
男女の会話は、その2人以外は聞くことはないのが普通ですが、この本では、30ぐらいの会話が載っていて、まるで盗み聞く気分で、引きこまれながら(?)読むことができると思います。...
恋愛映画 (新潮文庫)
驚くのが、本の中身が全て会話で構成されていること。
会話以外の状況説明の文章が無いので、
これこそ、文章で状況説明せずに会話でストーリーを追っていく映画そのもの。
ある男女が出会う
男は離婚経験有......
恋時間―言いたくて、言えなくて
著者の様々な作品から絶妙な言葉や格言を抜粋して一冊にまとめられた名セリフ集。著作を未読でも十分その作品内容の素晴らしさが一文で伝わる程の素敵なセリフばかりです。幾多の人生経験を通り抜けてきた人が語る......
メビウス・レター
作家のもとに届く、何通もの差出人のわからない手紙。手紙は、過去のある殺人事件の真相を追う過程を綴ったもの。手紙の送り主は誰か、そして意図は。過去の事件に、現在進行形の事件が絡み合い、驚くべき真相を作......
メイン・ディッシュ
様々な伏線は理解できるけれども、自分の中ではメインではない。やはりもう少し驚くような発想が欲しかった。短編はどこで驚かせるかと言うことに尽きる。その点では、この作品はまだまだ静かなのだ。 まず最初に......
緋友禅―旗師・冬狐堂
北森鴻の作品にはハズレがないので、『狐罠』『狐闇』の両長編の冬狐堂が短篇で活躍する本書も、もちろん面白いです。人が死んだり、陰謀の仕掛け人を探ったりするのですが、どうもミステリーという感じはしません......
花の下にて春死なむ
初めての北森作品として読みました。物語にグイグイと引き込まれ、とても面白かったです。
4種類の度数の異なるビールが飲めるビアバー『香菜里屋』のマスター工藤が謎解きをする連作ミステリー。
登場人物の個......
堕天使殺人事件
良くぞこれだけ皆が皆好き勝手に大風呂敷を広げまくった作品を,まとめたなと言うのが感想。確かに結末に物足りなさを覚える新本格ファンもいるでしょうが,アレ以外どうしようもないでしょう。まあ読んで見れば判......
大密室
◆「神は密室」(千街晶之)
「これまで読んできた密室トリックとは違って……まるで世界が、
世界を守るためによってたかって一人の人間を抹消するかのようなもの」
......
大密室
◆「神は密室」(千街晶之)
「これまで読んできた密室トリックとは違って……まるで世界が、
世界を守るためによってたかって一人の人間を抹消するかのようなもの」
......
メイン・ディッシュ (集英社文庫)
様々な伏線は理解できるけれども、自分の中ではメインではない。やはりもう少し驚くような発想が欲しかった。短編はどこで驚かせるかと言うことに尽きる。その点では、この作品はまだまだ静かなのだ。 まず最初に......
メビウス・レター (講談社文庫)
読む人が限られるだろうなーという作品(・д・)好き嫌いはっきり分かれそう…(・∀・)ぼくはまあ普通におもしろく読めました(・ー・)でも北森氏の作品だったら他のが好きかも(・ω・)プロットを懲りすぎて......
花の下にて春死なむ (講談社文庫)
初めての北森作品として読みました。物語にグイグイと引き込まれ、とても面白かったです。
4種類の度数の異なるビールが飲めるビアバー『香菜里屋』のマスター工藤が謎解きをする連作ミステリー。
登場人物の個......
孔雀狂想曲
骨董屋さん関連のミステリーだ。だが、こちらは同じ北森さんの書く宇佐美陶子の登場するいわば高級品と違い、町の骨董商というのもおこがましいような小さな古物商が舞台になっている。 その中で取り上げられ......
金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲
こういったアンソロジーには、あたりはずれがあるものだと思ってました。しかし、ひどいはずれはありませんでしたが、あたりと思えるものもありませんでした。ただ、これはあくまで私の感想です。力を抜いていると......
狂乱廿四孝
1995年に東京創元社から出た単行本に、未発表短篇「狂斎幽霊画考」を加えて文庫化したもの。
舞台は明治3年の守田座。病気で足を切断した名女形・澤村田之助の復帰公演にからみ、殺人やら放火やらが起こ......
共犯マジック
不幸のみを予言するという占い書フォーチュンブック。本を手にしたその時、歯車は回り始めたのか、狂い始めたのか。昭和の大事件を素材に、いくつもの事件と人とが交錯する連作のミステリ。それぞれの短編が段々と......
凶笑面―蓮丈那智フィールドファイル〈1〉
私はこの作品の文庫版から北森氏に入ったが、すぐ次に手を出させるだけの筆力があった。那智先生の強力な個性には、同性としてとても惹かれる。上司にはどうかと思うけど(笑)。民俗学についても、詳しい人には......
狐罠
これから北森氏を読む方へ。北森鴻は、実は短編に珠玉の作品が多い。ただ、シリーズものの続編が多いので、これも「緋友禅」など冬狐堂シリーズへの入り口として読んでほしい。はっきり言えば、氏の長編はちょっ......
狐罠 (講談社文庫)
これから北森氏を読む方へ。北森鴻は、実は短編に珠玉の作品が多い。ただ、シリーズものの続編が多いので、これも「緋友禅」など冬狐堂シリーズへの入り口として読んでほしい。はっきり言えば、氏の長編はちょっ......
狐闇
オールスターキャストということで、
香奈里屋シリーズから流れてきました。
骨董や考古学に詳しくないので
ビジュアルなイメージが掴みづらいのですが
結構大胆な展開も好む作家なのですね。
力強い筆致に......
「魔界刑事」凍らせ屋〈1〉 (光文社文庫)
魔界都市を舞台に繰り広げられるバイオレンス小説です。
内容はある事件により、魔界都市に左遷された鬼顔才吉が、
「凍らせ屋」屍刑四郎とタッグを組み、ある人物を逮捕しようとするお話。
しかし、一筋縄で......
妖愁
雑誌や「異系コレクションシリーズ」に発表された短編ホラー10篇がまとめられたもの。読んだことがあるものも多かったが、二度読んでも、独特の雰囲気を楽しめた。いろいろな時代の不思議な物語には、異教の神も......
幽幻街
いろいろな本や雑誌に発表された短編を集めたもの。一度読んだことのある作品も多かったですが、2回目でも十分楽しめました。恐怖にも、いろいろな種類、形、表現があるものだ、どうして、こんなアイディアが出て......
恋愛函数
導入部は面白く読み始められたのだが、途中から複数の登場人物から複数の登場人物への
これでもかというほどの「誤解」の嵐が吹き荒れます。
あっちへ行っても誤解、こっちへ行っても誤解、です。非常にややこし......
透明な一日 (創元推理文庫)
作者の作品を読んだのはデビュー作の「僕を殺した女」以来。アクロバティックなその構想には驚いたものだった。その時から作者の先端科学志向は表れていた。本作でも「前向性健忘症」という症状の助教授が登場する......
天使の歌声 (創元推理文庫 M き 4-2)
親子愛。
なのにこのスッキリしないもやもやした読後感は、さすがに北川歩実(笑)。
凡百の親子モノとはちょっと違う、ひねくれた感じがいいです。
短編でも、北川歩実らしいどんでん返しが効いています。デビ......
僕を殺した女 (新潮文庫)
覆面作家北川氏(女史かもしれない)のデビュー作。主人公の「僕」が朝起きてみたら見知らぬ若い「女」になっていた。しかも、時間は5年間未来へスリップして。完全にSF的な設定だが、作者はSF的手法に頼らず......
真実の絆
デビュー作以降、アクロバティックな仕掛けで読者を驚かせる覆面作家の作者が、敢えて老資産家の財産争いと言う手垢にまみれた設定で読者に挑む作品。死期が近づいた資産家が、かつて手放した息子捜しを弁護士に頼......
舌づけ (ノン・ポシェット)
本の背に、ホラーとあったので手に取った。これまでは、本は作家への興味で選んでいた。乙一の『夏と花火と私の死体』、重松清の『流星ワゴン』、桐野夏生の『OUT』など、ホラーという意識なしで読んでいた。......
恋愛函数 (光文社文庫 き 15-1)
デビュー作「僕を殺した女」以来、奇抜な状況設定とアクロバティックな論理展開で読む者を楽しませて来た覆面作家の北川氏。科学に強いのも特徴である。今回は「恋愛の至上到達点は殺人か ?」と言うテーマの由で......
模造人格 (幻冬舎文庫)
一般的に、人は過去に経験したことやそれに対して感じたことなどから性格が作られてゆく。でも蓄積された記憶全てを否定することになってしまったら?非常に混乱するだろうし、否定された相手を疑いたくなるだろう......
真実の絆 (幻冬舎文庫)
一人の人物に5人の母親!あまりに複雑な人間関係をモチーフに虚々実々の駆け引きが横溢するあまりに技巧的な作品。途中たびたび話の流れを見失いかけました。最後はかなり強引な結末です。この作者結構このパター......
金のゆりかご (集英社文庫)
私も北川氏はこれから入ったが、その後、のめり込んだ。内容は前の方が書いてくださったとおりなので省くが、とにかく読ませる。少々いろいろなものを詰め込み過ぎて、ごちゃごちゃする感はあるが、読み終わった......
硝子のドレス (新潮ミステリー倶楽部)
「痩せてさえすれば・・・・」痩せる=美しいという単純な展開はありえないのに雑誌や周囲から、女性は痩せたい願望を植え付けられてしまうこの小説は、エステ会社が主催するヒロインコンテストが舞台痩身がいきす......
天使の囀り
相変わらずよく調べていてとてもリアリティがあった。人間が次々と亡くなっていくときの描写が特にリアルで本当に気持ち悪くなってしまった。最後まで読み応えのある展開で目が離せなかった。アカデミックなリアル......
黒い家
保険金をめぐる犯罪の話。保険業界の裏側や犯罪心理学について詳細に記述されており、興味深く読めました。また保険金犯罪を通して現代の日本人社会の風潮にも鋭く切り込んでいる点、登場人物の心理描写、心理分析......
黒い家 (Horror comics)
一番怖くておもしろいとおもった。オススメ☆...
硝子のハンマー
いやぁ〜、おっかなびっくりなトリックですよね。密室の殺人の謎を解く為、仮説を立てては
検証するの連続で、ハラハラドキドキ感たっぷりで楽しめます。ディテールもしっかりしてい
て、有り余る専門知識は知的......
天使の囀り (角川ホラー文庫)
相変わらずよく調べていてとてもリアリティがあった。人間が次々と亡くなっていくときの描写が特にリアルで本当に気持ち悪くなってしまった。最後まで読み応えのある展開で目が離せなかった。アカデミックなリアル......
十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA (角川ホラー文庫)
自分は心理学について詳しくないのですが、
それでも分かりやすく心理学についての記述があり、好感がもてます。
実際に今可能な事象とは異なる物も展開上ありますが、
ホントに出来るかの様な錯覚を受けるよう......
黒い家 (角川ホラー文庫)
保険金をめぐる犯罪の話。保険業界の裏側や犯罪心理学について詳細に記述されており、興味深く読めました。また保険金犯罪を通して現代の日本人社会の風潮にも鋭く切り込んでいる点、登場人物の心理描写、心理分析......
映画版 黒い家 (角川ホラー文庫)
この本は原作を読んでからか、映画を見てからでないと恐らく何も意味が分からないまま終わってしまう。原作から削られている部分も多く、主人公の心理描写も分かりづらい。シナリオだけに、やはり読み物として読ん......
クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
読みながらなんかよくありそうな…って思いながら読んでたが
そこはやっぱり違っていた。
この手の話もいろいろに描けるのかぁと感心した。
読めば読むほど引き込まれて、どっぷりはまってしまった。
おも......
青の炎
なんだろう、僕はこれを読んでいて、もの凄く虚しくなる訳だが、、、何故か?と理由を考え
た時、きっとこの青年像に共感できないからだろう。
思うにこの軽薄さっていうのは、ここ20年の時代の流れに則した最......
ISOLA多重人格少女 (Horror comics)
小説をマンガにするのはマンガをノベライズするよりやはり難しいらしい。ある程度仕方のないことではあるが色々なエピソードを削りすぎていて展開が唐突すぎる感じがする。また書いた漫画家の経験の浅さがもろに出......
ISOLA―十三番目の人格(ペルソナ)
『黒い家』と遜色ない怖さ。『吉備津の釜』をスパイスとして上手に使っています。イヤな奴を書くのが、本当にうまいですね、作者は…。前半は、よくある多重人格モノなのかと思って、ちょっとがっかりしていました......
おおすめサイト
インカローズ
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レミパン
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アメリカンホームダイレクト
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自動車学校 合宿
自動車学校 合宿の情報は当社におまかせ下さい。自動車免許、普通二輪、大型二輪のバイク免許などの免許合宿、自動車学校、教習所の合宿運転免許の格安、激安プランが多数ございます!合宿免許の夏休み申込み受付中!!資料ご請求はお気軽にご連絡下さい!
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一棟売り
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